2026年1月から3月まで放送されたアニメ「シャンピニオンの魔女」は、全12話で幕を閉じました。最終回を見終えたあと、しばらく動けなくなったという声がとても多い終わり方でした。
ルーナとリゼはどうなったのか。アンリはあれで終わりなのか。気になるところが一度に押し寄せてくる12話でした。
そもそも物語はここで完結したのか、という点も引っかかったままだと思います。
この記事では、最終回である第12話「黒魔女の弟子リゼ」で何が起きたのかを、場面の順番どおりにまとめました。そのうえで、原作漫画のどこまでが描かれたのか、続きはどの巻のどの話から読めるのかまで整理します。
2期の話や、ルーナは誰とくっつくのか、アンリはこの先どうなるのかといった疑問にも、作品の設定にそって一つずつ答えていきます。
結末をまだ知りたくない人は、目次から「アニメは原作漫画のどこまで?」の章に飛んでください。そこから先は最終回の中身に踏み込まずに読めます。
- シャンピニオンの魔女の最終回(第12話)の結末をネタバレで
- 12話で起きたことを、場面の順番どおりに追った流れ
- ルーナは誰とくっつくのか、アンリの最後はどうなるのか
- 「ルーナが死ぬ」という心配は当たっているのか
- アニメが描いたのは原作漫画のどこまでで、続きは何巻の何話からか
- 2期の予定はあるのか(2026年8月18日時点)
- 全12話のサブタイトルとあらすじ、放送日の一覧

最終回、きれいだったけど結局どういう終わり方だったのか整理がつかなくて…。

物語が終わったのではなく、リゼが弟子として認められたところで区切った終わり方なんです。
シャンピニオンの魔女の最終回ネタバレ|12話の結末を先に結論から

シャンピニオンの魔女の最終回は、リゼが風の魔法使いギュスの「最終面接」に合格し、ルーナの弟子としてこれからも黒い森で暮らしていくところで終わります。誰も命を落とさず、ルーナとリゼが結ばれることもなく、物語の途中で静かに区切りをつける終わり方です。
最終回はリゼが「合格」して弟子として残る結末
12話でいちばん大きな出来事は、リゼの処遇が決まったことです。呪いの仔であるリゼは、放っておけば災いをまき散らす「成れの果て」になってしまう存在として、黒魔法使いたちから危険視されていました。
その審査を任されたのが、風の魔法使いのギュスです。彼はリゼと二人きりで話し、最後に「とりあえず合格」とリゼを認め、これからは魔法の上達を手伝うと宣言します。
つまり最終回は、リゼが処分されずにルーナのそばに残ることが決まった回です。ルーナが4話の黒魔女会議で「自分のすべてを注いでこの子を立派な魔法使いにする」と誓ったことが、ここでようやく認められました。
最終話のタイトルは「黒魔女の弟子リゼ」
最終話のサブタイトルは「黒魔女の弟子リゼ」です。放送はTBSで2026年3月19日(木)の深夜1時58分から、日付でいうと3月20日の未明にあたります。
このタイトルが、そのまま結末の答えになっています。リゼは「呪いの仔」でも「王子ノア」でもなく、黒魔女ルーナの弟子として認められて12話は終わります。
第12話のスタッフは、脚本が柿原優子さん、絵コンテがワタナベシンイチさん、演出が齋藤潤さんと岩永浩輔さん、総作画監督が松元美季さんと南波天さんです。
12話の直前、10話と11話で起きていたこと
最終回はいきなり屋敷の場面から始まるので、その手前を思い出しておくと入りやすくなります。話が動いたのは10話からです。
10話「再会」で、国境に現れた成れの果てのせいで街の澱みが悪化します。黒魔女が災いを連れてくるという噂を信じた人々に石を投げられながら、ルーナは一人で浄化に向かいました。
そこへ現れたのが白い服の魔法使い、つまり白魔法使いです。ルーナは捕らえられそうになり、その騒ぎのなかでアンリと再会します。
11話「審議官」では、ルーナとアンリが見つめ合う姿をリゼが目撃します。さらにギュスがリゼへ「生きる価値なし」と言い放ち、かばおうとしたルーナと対峙する流れで終わりました。
この続きとして、避難先の屋敷から12話が始まります。リゼの心がすでに折れかけている状態で最終回に入る、という前提があるわけです。
最終回の見どころを3つに絞ると
12話は情報量が多い回なので、どこを見ればいいのか迷いやすいところがあります。押さえるべきは次の3点です。
- アンリがなぜ黒魔女を助けるのか…記憶を消されてもなお残っていたものが明かされます
- ギュスがリゼに突きつける問い…恋をしない人生は不幸なのか、という問いかけが物語の芯に触れます
- オープニングとエンディングの合流…ルーナとリゼが見ている世界が、映像の上でだけ重なります
この3つはすべて「近づけないこと」を描いています。近づけないまま、それでも一緒にいると決める話が12話です。
物語は完結していない(原作は連載中)
大事な前提として、シャンピニオンの魔女は最終回を迎えたわけではありません。原作は樋口橘さんが白泉社のマンガParkで2019年10月から連載している漫画で、2026年8月18日の時点でも続いています。
アニメの12話は「1期の最終回」であって、物語そのものの結末ではありません。ルーナの毒がどうなるのか、リゼが元の姿に戻れるのか、白魔女と黒魔女の対立がどう決着するのかは、どれもまだ描かれていない途中です。
そのため12話を見終えたときの「終わった気がしない」という感覚は、正しい受け取り方です。区切りとしては美しいけれど、話は確かに続いています。
結末が決まっている作品と、これから決まる作品
原作が連載中ということは、結末はまだ誰も知らないということでもあります。ここが、すでに完結した作品のネタバレとは決定的に違うところです。
たとえば漫画が連載中でも、もとになった小説が完結していれば結末まで分かることがあります。原作小説で最終回まで確定しているお見合い相手はもじゃもじゃニートが、その形にあたります。
シャンピニオンの魔女には、そうした先回りできる原作がありません。だからこそ、いま追いつける最先端はマンガParkの最新話ということになります。
ルーナとリゼは最後まで結ばれない
最終回で二人の関係が進展することはありません。リゼはルーナへの恋心を抱えたままですが、それを口に出さないと決めて12話は終わります。
ラストでリゼは、ルーナに毒を吸ってもらってまた体が小さくなります。服を体に合わせて小さく直してもらいながら、恋心はしまい込んだままです。
そのうえで「失ったものを数えるのはもうやめる」「何度後戻りしても諦めない、そして僕は大人になっていく」と自分に言い聞かせるモノローグで幕が下ります。切なさが残るのは、この片思いが解決していないからです。
シャンピニオンの魔女 最終回(12話)のネタバレを場面順に

ここからは第12話「黒魔女の弟子リゼ」の中身を、放送された順番どおりに追っていきます。前半はアンリとの別れ、後半はギュスによるリゼの最終面接という二部構成です。
12話には戦いらしい戦いがありません。屋敷の一室で交わされる会話だけで、リゼの運命と、この作品が抱えてきたテーマの両方に決着をつけていきます。
先に押さえたい3つの設定
12話は台詞の意味が設定に支えられている回なので、先に3つだけ確認しておくと理解が段違いになります。どれも1話から積み上げられてきたルールです。
- 黒魔女にとって恋は毒、白魔女にとって恋は力…黒魔女は恋をすると魔力が変質してしまいます。逆に白魔女は恋の力で魅了を強め、魔力を増やします
- ルーナが毒を吸うと、相手の記憶も一緒に消える…アンリがルーナを覚えていないのは、この仕組みのためです
- 呪いの仔は、放っておくと「成れの果て」になる…世界に災いをもたらす存在です。ルーナも元は呪いの仔で、その運命を退けた唯一の例です
なお12話には、成れの果てとの派手な戦闘や、大きな謎解きはありません。それでも見終えたあとに疲れが残るのは、登場人物それぞれの事情が短い会話に凝縮されているからです。
①エンディングから始まる、異例の入り方
12話はいきなりエンディングの「君は」から始まります。放送を見ていた人の多くが、チャンネルを間違えたと思ったほどの入り方でした。
そしてこの回で、オープニングとエンディングの映像がつながります。オープニングの白と黒が切り替わる演出は、白魔女から見た世界と黒魔女から見た世界だったことが最後に分かる作りでした。
ただし、映像が組み合わさっても二人が一緒にいるわけではありません。ルーナの目にリゼの想いは見えていないままで、そこがこの最終回のいちばん切ないところです。
②鳥の魔法使いの屋敷と、明かされるアンリの立場
11話で白魔法使いに追われたルーナたちが連れてこられたのは、鳥の魔法使いの屋敷でした。王宮の中にありながら王族でも許可なく入れない部屋で、だからこそ安全だとアンリは説明します。
ここで、鳥の魔法使い自身が白魔法使いの血筋でありながら黒魔法使いとして動いていることが明かされます。そしてアンリは、その手助けを秘密裏に続けていました。
なぜそこまでするのかと問われたアンリは、理由は自分でも分からないけれど黒魔女を放っておけなかった、と答えます。記憶を消されてもなお、ルーナに向けていた優しさだけが残っていたことになります。
③ルーナのときめきと、それを見てしまうリゼ
その言葉を聞いたルーナは、はっきりと心を動かされます。二人で過ごした夜のことを覚えているのは、ルーナのほうだけだからです。
そしてその様子を、リゼは真横で見ています。自分の知らない絆が二人のあいだにあることを突きつけられ、もう見ていられないという顔になります。
この場面が、後半の最終面接に効いてきます。リゼの心がいちばん揺れているタイミングで、ギュスは核心を突く質問を投げることになります。
④責められる風の魔法使いと、苦しくなるリゼ
そこへ、成れの果ての因子をまき散らしてしまったことでギュスが責められる展開が重なります。屋敷に漂ったその空気を吸って、リゼは相当に苦しそうな様子を見せます。
最前線で成れの果てに対処しているのはギュスです。感謝もされずに危険な後始末を押しつけられ、失敗すれば責められる立場に、つい愚痴が出るのも無理はありません。
黒魔法使いは毒に強いわけではなく、少し耐性があるだけです。ここで、ルーナ以外の魔法使いたちも毒に侵されながら任務をこなしていることが分かります。
⑤アンリの「ルーナに出会えて良かった」という別れ
ギュスが泣きながら屋敷を出ていったあと、アンリも帰っていきます。去り際に残したのが「ルーナに出会えて良かった」という言葉でした。
アンリはルーナとの記憶を持っていません。それでもこの一言を言えるところが、この人物のいちばんの持ち味として描かれています。
アニメの中でアンリが本筋に関わるのは、ここが最後です。恋の相手として戻ってくるのではなく、黒魔女を助ける側の人間として物語から退場します。
⑥ルーナがギュスの毒を浄化する場面
一度出ていったギュスが戻ってきて、ルーナに背中を見せます。体に溜め込んだ毒をキノコに変えて取り出してほしい、という依頼です。
ルーナは「つらかったですね」と声をかけて、毒を抜いていきます。終わったあとのギュスの感想が「翼が生えたみたいや」でした。
この作業を見て、リゼの目にはルーナが美しく映ります。ただしリゼが「なんでもキノコにして治せるの」と聞くと、ルーナはそうではないと答えます。彼女の力は万能ではありません。
⑦最終面接|ギュスが「恋を葬ってほしい」と告げる
ルーナの力が安定していることを確かめたギュスは、リゼに向かって「テストの合否を決める最終面接や」と告げます。ここからが12話の本題です。
ギュスはまず、呪いの仔と成れの果てのことをありのまま伝えます。このままではリゼが災いそのものになりかねないという話に、リゼは一度、闇に呑まれかけます。
そのうえでギュスが求めたのが、ルーナへの恋を葬ることでした。実らない片思いを続けられてはルーナが困っている、という言い方です。
リゼは反発します。人を好きになったことのないあなたに分かるわけがない、と言い返しました。ギュスの返しは「論点がずれている」「恋をしない人生はそんなに不幸なのか」でした。
この一往復が12話の核心です。持っていない人を理由に相手を責めるという形が、そのままリゼ自身にも、そして人に触れられないルーナにも跳ね返っていきます。
⑧ギュスの過去と、握り返された手
言いすぎたことに気づいたリゼは、泣きながら何度も謝ります。そこでギュスが打ち明けたのが、自分にも好きな人がいたという過去でした。
恋によって魔力に影響が出てしまったギュスは、自分の恋心に風化魔法をかけて、風に散らしたと語ります。そのときの光景が今まで見たなかでいちばんきれいだった、という言い方が忘れられない場面です。
恨みや罵声を浴びながら、なぜこんな人たちを守らなければいけないのか。そう思って吹っ切れたという告白に、リゼはそっと手を握ります。ギュスも握り返しました。
⑨「俺の名前はギュスターヴや」と名乗って去る
面接の結果は合格でした。あわせて、ルーナの判断でリゼの毒を吸うことについても、リゼ本人が納得のうえで了承していることが確認されます。
鳥の魔法使いは「君が初回の審議官でよかった」とギュスをねぎらいます。そしてギュスは去り際に、自分の名前はギュスターヴだと名乗りました。
その名前を、ルーナは小さな声で呼びます。恥ずかしくて本人の前では呼べなかったのに、去ったあとにこぼれた呼びかけは、ちゃんとギュスに届いていました。
⑩ラスト|また小さくなったリゼの決意
翌日、リゼはルーナに毒を吸ってもらい、体がまた縮みます。大きくなりかけては戻る、その繰り返しがこの子の日常です。
小さくなった体に合わせて服を直してもらいながら、リゼは恋心を隠します。そして「失ったものを数えるのはもうやめる」と自分に言い聞かせます。
締めくくりのモノローグは「何度後戻りしても諦めない、そして僕は大人になっていく」でした。成長できない体のまま、それでも前に進むと決めるところで、シャンピニオンの魔女の最終回は終わります。
12話の台詞をもう一度
最終回は、映像よりも台詞が残る回でした。あとから思い返して効いてくる言葉を並べます。
「理由はわからないけれど、黒魔女を放っておけなかった」…アンリの台詞です。記憶はないのに、行動だけがルーナと過ごした日々の形をしています。
「つらかったですね」…毒を抜きながらルーナがギュスにかけた言葉です。誰にも労われない役目を続けてきた人に、初めて向けられた一言でした。
「恋をしない人生はそんなに不幸なのか」…ギュスの問いです。恋を知らない相手を見下したリゼの言葉を、静かに裏返しています。
「今まで見た中で一番きれいだった」…自分の恋心を風に散らしたときの光景について、ギュスが語った言葉です。手放したものを美しいと言えるまでの時間を想像させます。
「失ったものを数えるのはもうやめる」…リゼの締めの独白です。体も、記憶も、恋も失い続けてきた子が、それでも先へ進むと決めます。
シャンピニオンの魔女の最終回で気になる疑問に答えます

最終回のあとに多く挙がる疑問を、作品の設定にそって一つずつ整理します。物語がまだ途中なので、はっきり決まっていることと、まだ描かれていないことを分けて書きます。
ルーナは死ぬ?「ルーナ 死亡」は当たっている?
アニメ全12話のなかで、ルーナが命を落とす場面はありません。12話の時点でも黒い森の家で普通に暮らしています。
心配の種になっているのは、この世界では黒魔女が魔女狩りの対象だという設定のほうです。実際、ルーナと友達になった猫の魔女ドロシーは、囚われた黒魔女や使い魔を助けようとして捕まり、命を落としています。
もう一つは、ルーナが人の悪意も他人の毒も全部引き受けてしまう体質だという点です。12話でギュスの毒まで吸っている姿を見れば、この人はいつか自分が壊れるのではと思ってしまいます。
ただ、それはこれからの展開への不安であって、すでに起きたことではありません。ルーナが命を落とす展開は描かれていません。
ルーナは最後に誰とくっつく?
相手はまだ決まっていません。原作が連載中なので、ここは今後の展開しだいです。
現在の位置関係だけ整理すると、ルーナの初恋の相手はアンリです。ただしアンリはルーナの記憶を失っていて、しかも家庭を持つ立場になっています。
もう一方のリゼは、ルーナへの恋心をはっきり自覚しています。ただ12話で「恋を葬れ」と言われ、想いを胸にしまうと決めた直後です。
そもそも黒魔女は恋をすると魔力が変質してしまいます。ルーナにとって恋は毒で、白魔女のリゼにとって恋は力という、真逆のルールを背負った二人だという点がこの作品のいちばん残酷な設計です。

じゃあリゼの恋は、はじめから叶わない前提ということですか?

いまのルールのままなら、そうなります。だからこそ、そのルールが動くのかどうかが見どころです。
アンリの最後はどうなる?
アンリはアニメの最終回で、黒魔女に味方する白魔女側の人間として静かに退場します。ルーナと結ばれるルートには進みません。
理由は2話から積み上げられています。ルーナが描いた絵にアンリの魂が宿り、二人は交流しましたが、そのたびに本体のアンリは衰弱していきました。
これ以上は危険だと判断したルーナは、アンリから関わった記憶をすべて消します。毒を吸い取ると記憶も一緒に消えるという、この作品のいちばん残酷な仕組みが働いた瞬間です。
原作では、その後のアンリは魔法が使えないまま王家に仕える白魔女の部下として再登場し、妻と子を持つ人物として描かれます。ルーナの初恋は、相手が覚えていないまま終わった恋ということです。
リゼはなぜ元の姿に戻れないの?
リゼは初登場のとき15歳の青年でしたが、ナイフの呪いを解かれたあと10歳くらいの姿になりました。そこから元に戻れないのは、体に溜まる毒をルーナに吸ってもらうたびに縮んでしまうからです。
12話のラストが切ないのは、そこです。成長しかけると小さくなる体で、それでも大人になっていくと宣言する場面が最後に置かれています。
ちなみに「リゼ」は本名ではありません。真の名は前王妃が付けたリゼルで、真名を知られてはいけないため、ルーナが呼び名としてリゼと名付けました。
ギュスの言い方はひどすぎない?
12話のギュスは、リゼの恋を葬れと迫るうえに、11話では毒に苦しむリゼへ「生きる価値なし」とまで言い放っています。見ていて腹が立ったという声が出るのは当然の描き方です。
ただ12話を最後まで見ると、この人が意地悪で言っていたわけではないと分かります。恋によって魔力が変わり、自分の恋心を風に散らすしかなかった当事者だったからです。
そしてリゼの「恋を知らないあなたには分からない」という反撃は、持っていないことを理由に相手を切り捨てる言い方でもあります。それは、人に触れることも普通に暮らすこともできないルーナに、いちばん刺さる形の言葉です。
ギュスの「論点がずれている」は、そこを静かに指摘した台詞です。持たざる者を責める構図が、この回では何度もひっくり返されます。
黒魔女と白魔女は何が違うの?
12話の会話は、この2つの違いを知っていると意味がはっきりします。同じ魔法使いでも、力の出どころから生き方まで正反対です。
| 黒魔女・黒魔法使い | 白魔女・白魔法使い | |
|---|---|---|
| 立場 | 国や王家に従わず在野で活動する | 王家に仕えて王国を守る |
| 魔力の源 | 自然エネルギーを直に吸収する | 精霊や秘薬、人との関わりから得る |
| 恋の扱い | 恋をすると魔力が変質する(恋は毒) | 恋で魅了が強まり魔力が増す(恋は力) |
| 魔力の器 | 大きく、個々の差も大きい | 黒魔女に比べると小さい |
| 社会での扱い | 忌み嫌われ、魔女狩りの対象になる | 王国内で強い権勢をふるう |
ルーナは黒魔女で、リゼはもともと白魔女の系譜です。恋が毒になる側と、恋が力になる側という設定が、そのまま二人のあいだの壁になっています。
黒魔法使いが担っているのは、汚染や疫病といったこの世の毒を消す仕事です。感謝されないどころか嫌われながらその役目を続けているという背景が、12話のギュスの愚痴につながります。
最終回はどう受け止められた?
放送直後に多かったのは、面白かったという声と、終わってしまったという喪失感が同時に来るタイプの反応でした。
評価されていたのは、1クールでの畳み方です。まんが日本昔ばなしのような穏やかな絵柄で、白魔法と黒魔法が背負う宿命をきちんと描き切った、という見方が目立ちました。
一方で、続きが見たいという声も同じくらい多く出ています。最終回の翌日には、原作を読んでいない人が続きを求めて質問を投げる場面もありました。
エンディングから始まる構成については、チャンネルを間違えたと思ったという反応が並びました。そのあとオープニングと映像がつながると分かって、評価が一気に変わった回でもあります。
最終回で回収されなかったこと
12話では触れられないまま残った要素もあります。1期の続きを読むときの入口になるので、まとめておきます。
- リゼの正体である王子ノアと、王家の側の思惑がどう動くのか
- ルーナの師匠である緑の魔法使いエルロイの過去と、その花畑の意味
- 白魔女と黒魔女の対立そのものに決着がつくのか
- ルーナ自身の毒が、いつか浄化される日が来るのか
シャンピニオンの魔女のアニメは原作漫画のどこまで?続きは何巻から

アニメ全12話が描いたのは、原作漫画の5巻・第23話「恋」までです。続きから読みたい人は、同じ5巻に入っている第24話「Lesson」から始めれば、話がきれいにつながります。
アニメの続きは5巻の第24話「Lesson」から
巻ではなく話数で区切られているのがポイントです。5巻を最初から読むと、アニメの9話あたりからの内容をもう一度追うことになります。
5巻に収録されているのは、次の話です。どこで区切られたのかが一目で分かります。
| 原作の話数 | サブタイトル | アニメでの扱い |
|---|---|---|
| 第20話 | 風の魔法使い | アニメで描かれた |
| 第21話 | 審議官 | アニメ11話のタイトルと同じ |
| 第22話 | 代償 | アニメで描かれた |
| 第23話 | 恋 | アニメ12話はここまで |
| 第24話 | Lesson | ここから続き |
| 第25話 | 僕の春は君だから | アニメ未放送 |
「5巻23話まで」の裏づけになるサブタイトルの一致
この区切りが確かだと言えるのは、原作の第21話とアニメ11話のサブタイトルが、どちらも「審議官」でそろっているからです。
アニメ11話は、ギュスがリゼに「生きる価値なし」と言い放ち、騒動に白魔法使いが駆けつける回でした。原作の第21話も、リゼの審査役として風の魔法使いが立つ流れです。
そこから第22話「代償」で毒の浄化の代償が描かれ、第23話「恋」でリゼの恋に決着めいたものがつきます。アニメ12話の中身と、きれいに重なります。
原作漫画は7巻まで発売
単行本は白泉社の花とゆめコミックススペシャルから出ていて、最新刊は2026年1月20日発売の7巻です。8巻の発売日は、告知が出ていません。
| 巻 | 発売日 |
|---|---|
| 1巻 | 2020年4月20日 |
| 2巻 | 2020年12月18日 |
| 3巻 | 2021年9月17日 |
| 4巻 | 2022年8月19日 |
| 5巻 | 2023年7月20日 |
| 6巻 | 2024年12月20日 |
| 7巻(最新刊) | 2026年1月20日 |
刊行のペースはゆっくりで、5巻から6巻まで1年5か月、6巻から7巻まで1年1か月あいています。続きが気になる作品ですが、単行本を待つ形だとかなりの間があきます。
7巻ではルーナの師匠の過去が描かれる
アニメの続きにあたる6巻から7巻では、物語の軸が過去へ移ります。7巻で描かれるのは、白魔法使いの王ルドルフと、緑の魔法使いエルロイが想いを通わせるという展開です。
白魔と黒魔が結ばれることは本来許されず、それが王国の存亡にまで関わっていきます。そしてエルロイは、ルーナの師匠にあたる人物です。
つまりアニメで「黒魔女にとって恋は毒」と繰り返されてきたルールが、師匠の代の物語として掘り下げられていきます。ルーナとリゼの行方を占ううえでも見逃せない部分です。
マンガParkでは第34話まで公開されている
単行本を待たずに追いかけたい場合は、連載元のマンガParkという手があります。金曜更新の作品で、第34話まで公開されています。
アニメが第23話までなので、単行本の未収録分も含めると11話ぶんほど先に進んでいる計算です。各話は複数回に分けて配信されていて、あいだにおまけ回もはさまります。
アニメと原作で大きな違いはある?
展開そのものを入れ替えるような改変はありません。原作の流れをそのままたどる作りなので、アニメから原作に入っても違和感なく読めます。
そのうえで、アニメでは触れられていない部分もあります。マンガParkでは各話のあいだに番外編がはさまっていて、そこは1期では扱われていません。
原作には各話のあとに「おまけ」が付いていて、本編では描かれない日常や小ネタが読めます。アニメで好きになったキャラクターがいるなら、ここが楽しみの一つになります。
なお、連載は2019年10月18日に始まっています。7年近くかけて第34話までという進み方なので、じっくり描くタイプの作品だと思って追いかけるのがよさそうです。
シャンピニオンの魔女の2期はある?続編の予定を整理

シャンピニオンの魔女の2期は発表されていません。アニメ公式サイトのお知らせも、最終話の情報を出した2026年3月17日で止まっています。
続編の発表は出ていない
最終回の放送でも、次の展開を告げる映像は出ませんでした。制作決定の告知が最終話に添えられる作品は多いので、その意味では静かな終わり方です。
ただし、これは「作られない」と決まったという意味ではありません。発表がまだ何も出ていない、という状態です。
原作のストックは残り2巻ぶんほど
2期を考えるときに効いてくるのが、原作の残量です。数字にすると次のようになります。
- アニメが消化したのは、5巻の第23話まで
- 単行本は7巻まで発売済み(2026年1月20日)
- 連載はマンガParkで第34話まで
- 1期は12話でおよそ23話ぶんを描いた計算
1期と同じペースで2期を作るなら、20話ぶん前後の原作が必要になります。現時点で先にあるのは11話ぶんほどなので、素材としてはまだ足りません。
刊行ペースを踏まえると、ストックがそろうまでには時間がかかります。2期を待つよりも、原作で続きを追うほうが早いというのが正直なところです。
12話の終わり方が「区切り」として成立している理由
最終回は、続編がなくても物語として閉じられる形になっています。リゼの処遇という1期最大の宿題に答えが出たからです。
3話で流れ着いた少年が、4話で処分されかけ、12話で正式に弟子として認められる。この一本の流れだけで12話ぶんの筋が通っています。
そのうえでオープニングとエンディングをつないで見せたのは、1期をひとまとまりとして締めるための演出でもありました。喪失感が強いのは、それだけきれいに閉じられたからです。
1期を見返すなら何話から?
もう一度見るなら、10話からの3話をまとめて追うのがおすすめです。街での騒動、リゼの動揺、最終面接という流れがひと続きになっています。
時間があるなら3話と4話も加えてください。リゼが流れ着いた回と、ルーナが養育を誓った回で、12話はその答え合わせにあたります。
好きな回として名前が挙がりやすいのは、猫の魔女を描いた5話と、ナミダタケのお茶が出てくる9話です。派手さはないのに後を引く、この作品らしい2本です。
シャンピニオンの魔女の登場人物と、最終回での立ち位置

最終回のやり取りは、それぞれの立場を知っているかどうかで刺さり方が変わります。12話に関わる人物を、その時点での位置とあわせて整理します。
ルーナ(声・白石晴香)|シャンピニオンの魔女
黒い森に住む黒魔女で、この物語の主人公です。人々の悪意を吸って浄化するため、触れた場所には毒キノコが生え、吐く息にまで毒が混じります。
見た目は10代後半ほどですが、普通の人間の何倍も生きています。薬作りが趣味で、街で売っている万能薬は彼女が作ったものだと知られていません。
元は「呪いの仔」で、その運命を退けた唯一の存在です。だからこそリゼを助けられると信じて、弟子に取りました。12話ではギュスの毒まで引き受けています。
リゼ/リゼル(声・榊原優希)|黒魔女の弟子
胸をナイフで刺され、川に流れ着いていたところをルーナに助けられた少年です。正体は前王妃の子で、呪いの仔でもあります。
初登場時は15歳の姿でしたが、呪いを解かれたあとは10歳ほどの見た目で過ごしています。ルーナに毒を吸ってもらうたび、体が縮んでしまうためです。
12話では、ギュスの最終面接に合格して正式にルーナの弟子となります。同時に、ルーナへの恋心はしまい込むと決めました。
アンリ(声・千葉翔也)|ルーナの初恋の相手
白魔女の家系に生まれた街の少年で、ルーナが一目惚れした相手です。初登場は16歳でした。
ルーナが描いた絵に魂が宿り、夜の下で踊るほど親しくなりますが、そのたびに本体は衰弱していきました。危険を感じたルーナが、関わった記憶をすべて消しています。
原作では、その後のアンリは魔法を使えないまま王家に仕える立場となり、妻子を持つ人物として描かれます。それでも黒魔女を放っておけず、12話では鳥の魔法使いを助ける側として現れました。
ギュス/ギュスターヴ(声・浦和希)|風の魔法使い
関西弁で話す黒魔法使いで、黒魔女会議のサボり常習犯です。逃げることにかけては天才と言われます。
軽い調子とは裏腹に、成れの果てへの対処という最前線を担っています。12話では、リゼの審議官として最終面接を行いました。
かつて好きな人がいたものの、魔力に影響が出たため自分の恋心に風化魔法をかけて風に散らした過去を持ちます。12話の最後で、初めて自分の名前を明かします。
鳥の魔法使い(声・鳥海浩輔)|黒魔法使いのまとめ役
穏やかな物腰の男性で、黒魔法使いたちのリーダー格にあたります。ルーナを肯定する側の人物です。
12話では、白魔法使いの血筋でありながら黒魔法使いとして動いていることが明かされます。王宮の中に、王族でも許可なく入れない部屋を持っています。
クロード・ミノス・メリノー・シシィ|ルーナの家族
クロード(声・福島潤)は大魔法使いの使い魔であるカラスの少年です。口は悪いものの、いつもルーナを見守っています。
ミノス(声・加藤英美里)は牛、メリノー(声・岡咲美保)は羊、シシィ(声・福圓美里)は猫の魔法生物で、ルーナと毒キノコの家に暮らしています。
シシィは元々、猫の魔女ドロシーと行動していました。ドロシーがいなくなったあと、ルーナのもとへ来ています。
黒魔女会議のメンバー
4話と11話に出てくる黒魔女会議は、世界に散らばる上位の黒魔法使いが集まる場です。それぞれの立場を知っていると、リゼの処遇をめぐる空気が分かります。
| 呼び名 | 声 | 人物像とルーナへの姿勢 |
|---|---|---|
| 鳥の魔法使い | 鳥海浩輔 | 穏やかなリーダー格。白魔女の血筋だが黒魔法使い。ルーナ肯定派 |
| 焔の魔法使い | 日野聡 | 赤い瞳の長身。真面目で融通が利かない。ルーナ危険視派 |
| 花の魔法使い/ルチアーノ | 花江夏樹 | 協調性に欠ける守銭奴。ルーナにはやや否定的 |
| 水の魔女 | 川澄綾子 | 悪気なく場に水を差す性格。ルーナを高く評価している |
| 石の魔女/セーラ | 柚木涼香 | マニュアル至上主義で段取り重視。ルーナ否認派 |
| 獣の魔法使い/キリル | 阪口大助 | 見た目は少年だが年長組。面倒見がよくルーナ肯定派 |
| 蟲の魔法使い/サミール | 田所陽向 | 一番の後輩で無口。獣の魔法使いに倣う |
| 風の魔法使い/ギュスターヴ | 浦和希 | 会議のサボり常習犯。12話でリゼの審議官を務める |
| 緑の魔法使い/エルロイ | - | ルーナの師匠格ですでに故人。花畑を遺した |
ルーナを認める側と危険視する側に割れているのが分かります。4話でルーナの覚悟が評決にかけられたのは、この温度差があったからです。
ドロシー(声・藤田茜)|猫の魔女
アニメ5話「猫の森には帰れない」の主役です。ルーナを追い出そうと偵察に来たものの、無防備な好意に触れて友人になりました。
城に囚われた使い魔や黒魔女を助けようとして捕まり、命を落としています。それでも魂はルーナのそばにあり、黒魔女会議で追い詰められた彼女を助けました。
シャンピニオンの魔女 全12話のあらすじ一覧【最終回までの流れ】

最終回のあの空気に至るまでに、物語は12話をかけて丁寧に積み上げています。サブタイトルと内容を通しで並べると、1期が何を描いた1クールだったのかがはっきりします。
| 話数 | サブタイトル | 放送日(TBS) |
|---|---|---|
| 第1話 | 黒魔女ルーナ | 2026年1月8日 |
| 第2話 | 運命の人 | 2026年1月8日 |
| 第3話 | 呪いの仔 | 2026年1月15日 |
| 第4話 | 黒魔女会議 | 2026年1月22日 |
| 第5話 | 猫の森には帰れない | 2026年1月29日 |
| 第6話 | 一日目 | 2026年2月5日 |
| 第7話 | 魔法日記 | 2026年2月12日 |
| 第8話 | 白魔女と黒魔女 | 2026年2月19日 |
| 第9話 | 黒い森のお家 | 2026年2月26日 |
| 第10話 | 再会 | 2026年3月5日 |
| 第11話 | 審議官 | 2026年3月12日 |
| 第12話 | 黒魔女の弟子リゼ | 2026年3月19日 |
初回は1話と2話の1時間スペシャルでした。放送はいずれも木曜深夜1時58分からで、日付としては翌日の未明にあたります。
1〜4話|出会いと、弟子入りをかけた黒魔女会議
1話「黒魔女ルーナ」は、街で見かけた少年の顔をルーナが描くところから始まります。絵の少年が微笑みかけてきた夜が、この物語のすべての起点です。
2話「運命の人」で再会したアンリは、あの夜のことを覚えていました。自分は有害な毒の塊だと告げるルーナに、噂とは全然違うと返してくれます。
3話「呪いの仔」では、胸を刺されて川に流れ着いた青年をルーナが助けます。巨大なキノコ「シニガミタケ」を浄化したあと、青年は少年の姿になっていました。
4話「黒魔女会議」で、少年が呪いの仔だと判明します。ルーナは自分のすべてを注いで彼を立派な魔法使いにすると宣言し、養育を任せるかどうかの評決にかけられました。
5〜8話|弟子入りしたリゼとの、静かな日々
5話「猫の森には帰れない」は、猫の魔女ドロシーの回です。ルーナを追い出そうと偵察に来たドロシーが、毒気を抜かれて友人になるまでが描かれます。
6話「一日目」で、リゼは魔法使い見習いとしての生活を始めます。ルーナが最初に言いつけたのは、心の澱みをキノコに変えて浄化するための「魔法日記」でした。
7話「魔法日記」では、森へ逃げ出したリゼが毒に侵された親子ねずみを助けます。危険と知りながら黒い煙を吸い取り、疲労で倒れてしまいました。
8話「白魔女と黒魔女」は、痩せていくリゼのためにルーナが食材を買いに行く回です。シャンピニオンの魔女に売ってくれる人はおらず、何倍もの値段を払うことになります。
9〜12話|街での再会から、最終回まで
9話「黒い森のお家」では、ナミダタケのお茶で涙を流すというルーナのやり方が語られます。穏やかな日々のなか、リゼが本のキスの絵について尋ねる場面が波紋を呼びます。
10話「再会」で物語が動きます。国境に現れた成れの果てで街の澱みが悪化し、石を投げられながらも浄化に向かうルーナの前に、白い服の魔法使いが現れました。
11話「審議官」で、リゼはルーナとアンリが見つめ合う姿を目にします。さらにギュスから「生きる価値なし」と言われ、かばったルーナと対峙する形になりました。
そして12話「黒魔女の弟子リゼ」です。鳥の魔法使いの屋敷でアンリの立場が明かされ、ギュスの最終面接を経て、リゼは黒魔女の弟子として認められます。
1期は「居場所を認めさせる12話」だった
こうして並べると、1期の筋は1本にまとまっています。行き場のない子どもが、居ていい場所を認めさせるまでの12話です。
3話で流れ着き、4話で処分されかけ、6話から8話で暮らしを覚え、10話と11話で外の世界の敵意にさらされる。そして12話で、正式に弟子として認められます。
同時に、ルーナ自身の居場所の話でもありました。街から追い出される黒魔女が、リゼを守るために立ち向かい、最後にはギュスから名前で呼ばれるまでの距離を縮めています。
最終回でリゼが「大人になっていく」と言えたのは、その居場所ができたからです。物語としては、ここからが本番だとも言えます。
シャンピニオンの魔女のアニメと原作はどこで見られる?

テレビ放送は終了していますが、アニメ全12話は配信で見られます。原作漫画は連載元のマンガParkと、各電子書店で読めます。
アニメ全12話が見られる配信サービス
先行配信はdアニメストアとHuluで行われていました。そのほかの主なサービスは次のとおりです。
- dアニメストア/Hulu(先行配信)
- DMM TV/U-NEXT/アニメ放題/ABEMA/Lemino
- Amazonプライムビデオ/バンダイチャンネル/FOD
- TVer/TBS FREE/ニコニコチャンネル
- TELASA/Pontaパス/J:COM STREAM 見放題/milplus
- ビデオマーケット/カンテレドーガ/music.jp(放送終了後配信)
配信の状況は変わることがあるので、視聴前に各サービスで確認してください。無料で見られる範囲もサービスによって違います。
原作漫画を読む方法
連載元は白泉社のマンガParkです。金曜更新で、アプリでも読めます。
単行本を通しで読みたい場合は、花とゆめコミックススペシャルの1〜7巻を追う形になります。電子書店にも入っているので、アニメの続きにあたる5巻の第24話から読み始めることもできます。
作者の樋口橘さんは「学園アリス」を手がけた漫画家です。アニメの作者監修も担当しています。
アニメのスタッフとキャスト
制作陣とキャスト陣もあわせて残しておきます。作者の樋口橘さんが監修に入っている作品です。
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 原作 | 樋口橘(白泉社「マンガPark」連載) |
| 監督 | 久保洋祐 |
| シリーズ構成 | 柿原優子 |
| キャラクターデザイン | 松元美季 |
| 美術監督 | 飯島由樹子 |
| 色彩設計 | 島方亜矢子 |
| 撮影監督 | 今泉秀樹 |
| 音響監督 | 今泉雄一 |
| 音楽 | はまたけし |
| アニメーション制作 | 颱風グラフィックス×Qzil.la |
キャストは、ルーナが白石晴香さん、リゼが榊原優希さん、クロードが福島潤さん、アンリが千葉翔也さんです。ミノスは加藤英美里さん、メリノーは岡咲美保さん、シシィは福圓美里さんが演じています。
ドロシーは藤田茜さん、ギュスは浦和希さんが担当しました。12話の会話劇が成立しているのは、この二人の芝居によるところが大きい回でもあります。
主題歌とサウンドトラック
オープニング主題歌はロスさんの「魔法使いの日記」、エンディング主題歌はMs.OOJAさんの「君は」です。12話でこの2曲の映像がつながる作りになっていました。
音楽を手がけたのは、はまたけしさんです。オリジナル・サウンドトラックのCD発売とデジタル配信も決まっています。
最終回を見返すなら、ノンクレジット版のオープニングとエンディングを続けて見るのがおすすめです。白と黒が切り替わる意味が、最後まで見たあとだと違って見えます。
シャンピニオンの魔女の最終回・ネタバレに関するQ&A

最終回まわりでよく挙がる質問を、短く答えていきます。
シャンピニオンの魔女の最終回は何話ですか?
第12話「黒魔女の弟子リゼ」が最終回です。TBSでの放送は2026年3月19日(木)の深夜1時58分からでした。
最終回でルーナとリゼは結ばれますか?
結ばれません。リゼは恋心を胸にしまうと決め、ルーナはその想いに気づかないまま12話が終わります。
シャンピニオンの魔女は完結していますか?
完結していません。原作はマンガParkで連載中で、も続いています。
アニメは原作漫画のどこまでですか?
5巻に収録されている第23話「恋」までです。アニメ11話のサブタイトル「審議官」が原作第21話と同じで、そこから2話ぶん進んだ位置にあたります。
アニメの続きは何巻の何話から読めますか?
5巻の第24話「Lesson」からです。巻の途中なので、5巻を最初から読むとアニメ後半の内容を読み直すことになります。
2期の予定はありますか?
続編の発表は出ていません。公式サイトのお知らせも、最終話の情報を掲載した2026年3月17日が最後です。
最終回でギュスがリゼに求めたことは何ですか?
ルーナへの恋を葬ることです。実らない片思いを続けられてはルーナが困る、という理由でした。リゼは反発しますが、最後は自分の意思で想いをしまいます。
風の魔法使いの本名は何ですか?
ギュスターヴです。12話の最後に本人が名乗り、ルーナが小声で呼んだその名前が、去りぎわの彼にちゃんと届いていました。
アンリはルーナのことを思い出しますか?
アニメの中では思い出しません。記憶はルーナが消していて、それでも黒魔女を放っておけない気持ちだけが残っている、という描かれ方です。
ルーナは最終回で死んでしまいますか?
いいえ。12話でもルーナは黒い森の家で暮らしていて、命を落とす場面はありません。
リゼの本当の名前は何ですか?
リゼルです。真の名を人に知られてはいけないため、ルーナが呼び名としてリゼと名付けました。ノアという名も、本名ではなく仮の名です。
リゼはどうして子どもの姿のままなのですか?
体に溜まる毒をルーナに吸ってもらうたびに、体が縮んでしまうからです。初登場時は15歳の姿でしたが、いまは10歳ほどの見た目で過ごしています。
原作漫画は何巻まで出ていますか?
7巻までです。最新刊の7巻は2026年1月20日に発売されました。8巻の発売日は、告知が出ていません。
アニメは全何話ですか?
全12話です。2026年1月8日の初回は1話と2話の1時間スペシャルで、3月19日の第12話まで放送されました。
原作者は誰ですか?
樋口橘さんです。「学園アリス」を手がけた漫画家で、本作ではアニメの作者監修も担当しています。
最終回のオープニングとエンディングは何が変わったのですか?
12話はエンディングから始まり、そのあとにオープニングが流れます。2つの映像がつながって、ルーナが見ている世界とリゼが見ている世界がひとつに重なる作りになっていました。
シャンピニオンの魔女はどんな話ですか?
人の悪意を吸って毒キノコに変えてしまう黒魔女ルーナが、呪いを背負った少年リゼを弟子として育てる物語です。恋が毒になる黒魔女と、恋が力になる白魔女の対比が軸になっています。
最終回だけ見ても内容は分かりますか?
おすすめしません。12話は10話・11話の続きで、しかも4話の黒魔女会議で交わした約束の答え合わせにあたる回です。最低でも10話から見ると、台詞の重さが変わります。
まとめ:シャンピニオンの魔女の最終回ネタバレ
最後に、この記事でまとめた内容を整理します。
- 最終回は第12話「黒魔女の弟子リゼ」。リゼがギュスの最終面接に合格し、正式にルーナの弟子として残る結末
- ルーナとリゼは結ばれず、リゼは恋心をしまい込む。ルーナはその想いに気づいていない
- アンリは記憶を失ったまま、黒魔女を助ける側の人間として静かに退場する
- ルーナが命を落とす展開はない。ただし黒魔女が命を落とす世界であることは繰り返し描かれている
- アニメが描いたのは原作5巻の第23話「恋」まで。続きは同じ5巻の第24話「Lesson」から
- 原作は連載中で、単行本は7巻まで(2026年1月20日発売)
- 2期の発表は、は出ていない
この最終回が刺さるのは、誰も悪くないのに誰も報われていないからだと思います。恋を捨てろと言う側にも、捨てた過去がありました。
それでもリゼは、失ったものを数えるのをやめると決めます。小さくなった体で前を向くその一言が、1期のいちばん強い場面でした。
続きが気になったら、原作の5巻・第24話から読むのがいちばん近道です。アニメの余韻が消えないうちに、あの黒い森へ戻れます。
2期を待ちながら追いかけるなら、単行本よりもマンガParkのほうが先へ進んでいます。アニメの23話ぶんの先に、まだ11話ぶんの物語が待っています。
最終回で喪失感が残ったのは、それだけこの世界に居場所を感じていたからだと思います。その気持ちのまま原作に入ると、続きはちゃんと待っていてくれます。

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