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VIVANT15話を解説!野崎は裏切っていなかった・潜入捜査の真相と5年前の北京

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VIVANT15話を解説!野崎は裏切っていなかった・潜入捜査の真相と5年前の北京

TBS日曜劇場『VIVANT』第15話が、2026年8月23日に放送されました。13話から3週間つづいた「野崎は裏切ったのか」という最大の疑問に、はっきりした答えが出た回です。

ただし今回も情報量が多く、監視カメラ・50億円・5年前の北京と、新しい手がかりが一気に出てきました。「結局、野崎は何がしたかったの?」と整理しきれなかった方も多いはずです。

この記事では、VIVANT15話で確定したことと、まだ描かれていないことを分けて解説します。もう一度見返さなくても筋が追えるように、順番に整理していきます。

※この先は第15話の結末まで含む内容です。まだ本編を見ていない方はご注意ください。

この記事でわかること
  • VIVANT15話の結論と、野崎の見え方が反転するまでの流れ
  • 東条の告白と、口座にあった1億2600万円の意味
  • 「天網恢恢疎にして漏らさず」の紙と、公安を覆っていた監視網
  • 野崎の現在地・ゴルバド共和国の町「ルモー」の仕組み
  • ラストで出た「リュウ・ミンシュエン」の名前が意味すること
質問

野崎さん、結局裏切っていたんですか…?

モネ

裏切っていませんでした! 15話は「疑いが反転する回」なので、答えから順番に見ていきましょう。

目次

VIVANT15話を解説|結論は「野崎は裏切っていなかった・シンシーへの潜入捜査だった」

VIVANT15話を解説|結論は「野崎は裏切っていなかった・シンシーへの潜入捜査だった」

VIVANT第15話の結論は、野崎守が日本を裏切っておらず、公安の任務としてシンシーへ潜入捜査をしていたと明らかになったことです。公安部長・佐野の口から「野崎も私も、日本を裏切ったわけではない。現在、彼は潜入捜査の任に就いている」と語られました。

13話で裏切りの疑いが浮かび、14話では野崎本人が別班員5人を売ったことを認めました。その流れを15話が一気にひっくり返した形です。

放送直後のSNSでは「野崎、信じてたよ」「やはりそうだったのか」という安堵の声が相次ぎました。3週間分の疑いが晴れた瞬間だったと言えます。

興味深いのは、視聴者のあいだでは早い段階から「野崎二重スパイ説」が語られていたことです。それでも15話まで確信が持てなかったのは、14話で野崎自身が関与を認め、疑いを否定する材料が画面上になかったからでした。

作り手は視聴者に「そうであってほしい」と思わせたまま、答えを2話ぶん引っ張ったことになります。だからこそ、佐野の一言が出た瞬間の解放感が大きくなりました。

第15話の基本情報

第15話は2026年8月23日の放送で、第1シーズンが全10話だったため、第2シーズンでは第5話にあたります。TBS公式サイトのあらすじページ(2026年8月24日確認)では「超リアタイ必須回」と紹介されていました。

公式あらすじの軸は、野崎の裏切りに気づけなかった乃木が、野崎を知る3人にターゲットを絞るという展開です。3人とは、乃木をロシアへ誘導しようとした警視庁サイバー対策課の東条、野崎の上司である公安部長の佐野、そして野崎が信頼を寄せるバルカ警察のチンギスです。

放送前の時点では、この3人は「野崎を追うための手がかり」という位置づけに見えていました。ところが実際に放送を見ると、3人がそれぞれ真相の別々の部分を持っていたことが分かります。

3人15話で明らかにしたこと
東条(濱田岳)野崎に脅されて動いていた事実と、工作資金の存在
チンギス(バルカ警察)野崎が託した「天網恢恢疎にして漏らさず」の紙
佐野(坂東彌十郎)野崎の任務が潜入捜査であるという真相そのもの

3人から順に情報が積み上がり、最後に佐野が結論を告げる。この順番の組み立て方が、15話の構成の巧さでした。

野崎の見え方はこの3話でこう変わった

15話の衝撃は、前の2話とセットで見るとより大きく感じられます。野崎の見え方の変化を1つの表にまとめました。

話数野崎の見え方根拠になった場面
第13話裏切り者の疑い別班の情報漏えいに野崎の関与が浮上
第14話裏切りが確定したかに見えた本人が別班員5人を売ったことを認め、シンシーの側へ
第15話すべて潜入捜査のための工作と判明佐野が「日本を裏切ったわけではない」と告白

13話の疑いが浮上した経緯はVIVANT13話の解説記事で、14話の手口の全貌はVIVANT14話の解説記事で詳しく整理しています。

15話を読み解くための用語ミニ辞典

15話は新しい用語と、久しぶりに出てきた用語が入り混じる回でした。本文に入る前に、押さえておくと迷子にならない言葉を6つだけ整理しておきます。

用語意味
F乃木の中にいるもう一人の人格。今回は東条の尋問で容赦ない顔を見せた
AIハヤト第11話で登場したAI。今回は佐野の尋問の場面で再登場した
リエゾン連絡係のこと。野崎は5年前、北京の日本大使館にこの立場で駐在していた
ゴルバド共和国シンシーの拠点がある国。アゼルバイジャンの隣国という設定
ルモーゴルバドにある、外部のネットワークと遮断された町。野崎の現在地
天網チンギスに託された紙の言葉。シンシーの監視網を指していた

VIVANT15話の解説①|東条の告白と1億2600万円

VIVANT15話の解説①|東条の告白と1億2600万円

15話の前半は、島根の隠れ家で乃木に捕まった東条の尋問から始まります。尋問にあたったのは乃木の中のもう一人の人格・Fで、その迫力に東条は恐怖のあまり失禁してしまいました。

Fが表に出る場面は、シリーズを通して緊張が走るところです。乃木本人は温厚な商社マンとして振る舞いますが、Fは相手の恐怖を利用することにためらいがありません。

民間人に近い立場の東条にとっては、逃げ場のない状況でした。この落差があったからこそ、東条はすぐに口を割ることになります。

東条が白状した中身は大きく3つです。乃木たちをウラジオストクへ誘導したこと、空港の防犯カメラ映像を書き換えたこと、そしてどちらも野崎の指示だったことです。

東条はサイバー犯罪対策課に入る前の不正アクセスの過去を野崎に握られ、「バラす」と脅されて協力していました。一方で、別班員5人の拉致については知らなかったと話しています。

協力が始まった時期もポイントです。東条は最初からすべてに関わっていたわけではなく、新庄が「モニター」だと分かったあとから、野崎の指示で動くようになったと話していました。

東条が「やったこと」と「知らなかったこと」を分けると、次のようになります。

区分内容
やったこと乃木たちをウラジオストクへ誘導する偽の情報工作
やったこと空港の防犯カメラ映像の書き換え
知らなかったこと別班員5人が拉致されること
知らなかったこと野崎の本当の目的(潜入捜査であること)

つまり野崎は、手駒である東条にも全体像を見せずに動かしていたことになります。指示を出す相手ごとに知らせる範囲を切り分ける徹底ぶりで、これがのちの「潜入捜査だった」という真相の伏線にもなっていました。

なぜ野崎は東条を選んだのか

野崎が手駒に東条を選んだ理由は、条件がそろっていたからだと考えられます。東条はサイバー犯罪対策課の人間で、防犯カメラ映像の書き換えという特殊な仕事ができました。

さらに過去の不正アクセスという弱みがあり、断れない立場でもありました。技術と弱みの両方を持つ相手だったわけです。

加えて、東条は警察の内側の人間です。外部の協力者を使うより、内部の人間に偽の情報を流させたほうが、追う側は疑いにくくなります。人選そのものが計算されていました。

口座に振り込まれていた1億2600万円

調べが進むと、東条の口座に1億2600万円が振り込まれていたことも分かりました。脅されて協力していたはずの東条に大金が渡っていたことになり、この時点では意味が分からないお金でした。

この1億2600万円の出どころは、後半の佐野の告白でつながります。詳しくは50億円の項目で解説します。

東条の部屋にあった4台のカメラ

乃木が東条を東京へ連れ戻した目的のひとつは、東条の部屋に仕掛けられていた小型の監視カメラを回収して調べることでした。部屋からは4台のカメラが見つかっています。

この4台は野崎が仕掛けたものでした。手駒である東条がきちんと動いているかを、野崎自身が監視していたわけです。

あとで出てくる公安内のカメラとは仕掛けた側が違うので、ここは分けて覚えておくと混乱しません。整理表は次の章に載せています。

VIVANT15話の解説②|「天網恢恢疎にして漏らさず」と公安を覆う監視網

VIVANT15話の解説②|「天網恢恢疎にして漏らさず」と公安を覆う監視網

15話の真相解明で入り口になったのは、野崎がバルカ警察のチンギスに託していた手書きの紙です。ベキの遺体送還の前日、野崎は「代わりに謝ってくれ」という伝言とともに、「天網恢恢疎にして漏らさず」と書いた紙をチンギスへ渡していました。

「天網恢恢疎にして漏らさず」は、天の網は目が粗いように見えて悪事を決して見逃さない、という意味の古い言葉です。ただし作中では、もうひとつの意味が重ねられていました。

この紙が指していたのは「公安の中まで張り巡らされたシンシーの監視網」でした。実際に公安を調べると、外事第4課から15台、サイバー犯罪対策課から9台の超小型カメラが見つかり、公安の動きがシンシーに筒抜けだったことが確定します。

電話でもメールでもなく手書きの紙を人づてに渡したこと自体が、通信をすべて見られている状況で野崎に残された唯一の伝達手段だったと読み取れる場面です。

いっしょに託された「代わりに謝ってくれ」という伝言にも意味が重なります。相手を明かさない短い言葉ですが、15話まで見た今なら、裏切り者を演じて仲間を欺いたことへの謝罪だったと受け取れる内容です。

この監視網の発覚は、これまでの違和感にも説明をつけました。13話以降、「なぜ公安の動きがこうも相手に先回りされるのか」という引っかかりが続いていましたが、部屋ごと見られていたのなら筋が通ります。

内通者を探す話だと思って見ていたら、実は建物の中に目が仕込まれていた、という反転です。人ではなく機材が答えだったところが、15話らしい仕掛けでした。

なぜ「紙」で、なぜ「チンギス」だったのか

伝達手段が紙だった理由は、監視網の性質を考えると分かります。通信を押さえられている人間にとって、電子的な記録が残らない手渡しは、唯一残された安全な経路です。

託す相手にチンギスを選んだ点にも意味があります。チンギスはバルカ警察の人間で、日本の公安にも別班にも属していません。シンシーが張り巡らせた監視網の外側にいる人物です。

しかもチンギスは乃木と面識があり、必ずどこかで乃木と接触します。組織の外にいて、なおかつ乃木へ確実に届く。その条件を満たす相手が、チンギスだけだったということです。

ただし紙に書けたのは一言だけでした。詳しく書けば、万一奪われたときに潜入そのものが露見します。「天網恢恢疎にして漏らさず」という短い言葉に絞ったのは、最大限の危険回避でもありました。

3種類のカメラを整理する

15話にはカメラの話が続けて出てくるため、誰が何のために仕掛けたのかが混ざりやすくなっています。次の表で整理してみてください。

見つかった場所台数仕掛けた側目的
東条の自宅4台野崎手駒である東条の監視
公安・外事第4課15台シンシー公安の動きの監視
公安・サイバー犯罪対策課9台シンシー公安の動きの監視

ベキの葬儀と「πのような世界」

同じ回では、バルカでベキの葬儀が営まれる場面も描かれました。5万人を超える人が参列する大規模なもので、その様子を各国が衛星から監視しているという構図が印象的でした。

この場面が置かれた意味も見逃せません。ベキという一人の人間の死を、各国が情報として値踏みしている構図であり、シリーズが描いてきた「国家にとっての個人」というテーマがそのまま画になっていました。

また、「πのような世界」という言葉も登場しています。円周率のπが割り切れないことになぞらえて、何が正義で何が悪か永久に答えが出ない世界、という意味だと作中で説明されました。

この言葉は15話の内容そのものを言い当てています。裏切り者に見えた野崎が実は味方で、その野崎も仲間を売るという手を使っている。どちらが正義かを一言で決められない構造が、まさにπの世界です。

VIVANT15話の解説③|佐野部長の告白・別班5人を売ったのは潜入のための工作

VIVANT15話の解説③|佐野部長の告白・別班5人を売ったのは潜入のための工作

物語の後半、別班は公安部長の佐野の身柄を押さえ、防衛省地下の旧大本営施設でAIハヤトを使った尋問を行います。ここで語られたのが、15話最大の告白でした。

公安部長という要職にある人物を、別班が実力で連れ去って尋問する。同じ日本の組織同士がここまでこじれていたことを示す場面でもあります。

それだけ別班が追い詰められていたということであり、同時に、野崎と佐野の秘匿がいかに徹底していたかの証明にもなっていました。

佐野は「野崎も私も、日本を裏切ったわけではない。現在、彼は潜入捜査の任に就いている」と明かします。野崎が別班員5人の情報をシンシーへ流したのは、シンシーの信用を得て内部へ入り込むための工作だったのです。

拉致のきっかけを自ら作るという極端な手を使ってでも、シンシーの中枢に入る必要があった、というのが15話時点で見えている構図です。野崎と佐野は、別班も知らなかった情報を持っており、シンシーについて別班より詳しく調べていました。

佐野は「疑われる位置」に居続けていた

ふり返ると、佐野はこれまで何度も疑いの目を向けられる位置にいました。それでも任務の存在を明かさず、疑われたまま沈黙を守っていたことになります。

この任務を知っていたのは、公安の中でもごく限られた人間だけとみられます。別班の司令すら知らされていなかったことが、日本側の組織同士がすれ違い続けた原因でした。

味方同士が本気で追い合うほど徹底した秘匿だったからこそ、シンシーの監視網にも潜入の意図を悟らせずに済んだ、という見方もできます。

乃木が第1シーズンでやったことと同じ構図

野崎のやり方には、見覚えがあります。第1シーズンの乃木は、テントへ入り込むために別班を裏切ったと見せかける芝居を打ちました。

仲間に本当のことを告げず、裏切り者の汚名を引き受けてでも敵の懐へ入る。15話の野崎は、あのときの乃木とちょうど重なる位置に立っています。

裏切りを疑っていた乃木自身が、かつての自分と同じことをしている相手を追っていた、という皮肉な構図でした。

50億円は「人を動かすための金」だった

14話で野崎が樊林杏(ハン・リンシン)から受け取っていた50億円についても、使い道が語られました。あの50億円は報酬ではなく、日本国内で人を動かすための資金です。

東条の口座にあった1億2600万円は、この50億円から出ていました。つまりお金の流れは「樊林杏→野崎50億円→東条1億2600万円」という1本の線でつながります。

シンシーから受け取ったお金で、シンシーを欺くための手駒を動かしていたことになります。ここも野崎の潜入が周到だったことを示す材料です。

渡した側受け取った側金額名目
樊林杏(シンシー)野崎50億円日本国内で人を動かすための資金
野崎東条1億2600万円工作への協力に対する支払い

50億円という金額の大きさは、シンシーが野崎をどれだけ有力な協力者と見ていたかの裏返しでもあります。それだけの信用を勝ち取ったうえで内側に入ったのが、15話までの野崎の到達点でした。

大塚愛さんがサプライズ出演

この防衛省地下の場面では、佐野を乗せた車椅子を押す陸上自衛隊員役で、歌手の大塚愛さんがサプライズ出演していました。放送後に出演が報じられ、話題のひとつになっています。

VIVANT15話の解説④|野崎の現在地・ゴルバドの町「ルモー」とは

VIVANT15話の解説④|野崎の現在地・ゴルバドの町「ルモー」とは

15話では、逃亡したとされていた野崎の現在地も判明しました。エルサレムで樊林杏と接触した野崎は、その後シンシーの拠点があるゴルバド共和国の町「ルモー」に入っています。

ルモーは、外部のネットワークと接続しない独自の仕組みで作られた町です。通信は他国へ漏れず、町中の監視カメラにも外からは接続できないため、作中では「世界一安全な町」と呼ばれていました。

野崎は毎朝、ルモーテクノマテリアルという工場に通う生活を送っています。この工場は情報を扱う場所とされており、単なる隠れ家ではなく、シンシーの中枢に近づくための足場だと考えられます。

「世界一安全な町」という呼び名は、住む側から見た言い方です。外から見れば「世界一入り込めない町」であり、そこへ野崎がすでに入り込んでいること自体が、潜入の到達点を物語っています。

この町の設定は、シンシーという組織の性格をそのまま表しています。シンシーは各国に監視の目を広げる一方で、自分たちの拠点だけは外から一切見えないようにしている。見る側に立ち続けるための町です。

だからこそ、内部に人を送り込む以外に手がありません。外からの通信傍受もカメラの乗っ取りも効かない相手に対して、野崎の潜入がどれだけ重い手段だったかが分かります。

野崎がルモーへたどり着くまでの流れ

13話からの野崎の動きを時系列で並べ直すと、すべてが一本の線だったことが分かります。

順番野崎の動きあとから分かった意味
1ベキの遺体送還の前日、チンギスに伝言と紙を託す真相を乃木へ届けるための保険
2東条を使い、乃木たちをウラジオストクへ誘導自分の本当の行き先を隠すための偽ルート
3別班員5人の情報をシンシーへ流すシンシーの信用を得るための工作
4エルサレムで樊林杏と接触し、50億円を受け取る報酬ではなく、人を動かすための工作資金
5ゴルバドのルモーに入り、工場勤めを始める潜入の完了。監視網の内側に到達

裏切りに見えていた一手一手が、15話の告白を境に潜入の手順へと意味を変えました。この読み替えこそが、15話のいちばんの見どころです。

VIVANT15話の解説⑤|5年前の北京とリュウ・ミンシュエン

VIVANT15話の解説⑤|5年前の北京とリュウ・ミンシュエン

佐野の証言はもうひとつ、野崎の過去にさかのぼりました。野崎は5年前、北京の日本大使館にリエゾン(連絡係)として駐在し、北朝鮮をめぐる諜報活動にあたっていたというのです。

そのとき野崎の下で動いていたエージェントが、張競士(チョウ・ケイシ)と劉明軒(リュウ・ミンシュエン)の2人でした。そして15話は、佐野がリュウ・ミンシュエンの名前を口にしたところで幕を閉じます。

ラストにこの名前を置いたことで、野崎が命がけの潜入を続ける動機が5年前の北京の出来事とつながっている、という示唆が残されました。2026年8月24日の時点では、2人の素性や現在はまだ描かれていません。

15話で示されたのは「名前だけ」

ここで注意したいのは、15話で示されたのが「名前だけ」だという点です。2人が今どうしているのか、野崎とのあいだに何があったのかは、まだ一切描かれていません。

それでもラストの一言に置かれたということは、この名前が野崎の動機の核心だということです。5年前に部下だった人物と、いま潜入しているシンシーが、どこかでつながっている可能性が高い並べ方でした。

第16話の予告は「物語は5年前から始まっていた」

放送直後に流れた第16話の予告では、「野崎のもう一つの任務」という言葉と、「物語は5年前から始まっていた」という言葉が示されました。15話のラストと合わせると、次回は5年前の北京で何があったのかが軸になるとみられます。

VIVANT15話で確定したことと、まだ描かれていないこと

VIVANT15話で確定したことと、まだ描かれていないこと

15話は答えが出た回ですが、すべてが明かされたわけではありません。確定したことと、まだ描かれていないことを分けて整理します。

区分内容
確定した野崎は裏切っておらず、シンシーへの潜入捜査だった
確定した東条は過去を握られて協力していた・別班員の拉致は知らなかった
確定した東条宅のカメラ4台は野崎、公安内のカメラ24台はシンシーが設置
確定した50億円は工作資金で、うち1億2600万円が東条へ渡っていた
確定した野崎の現在地はゴルバドの町ルモー
確定した野崎は5年前に北京駐在で、部下に張競士と劉明軒がいた
まだ描かれていない野崎の「もう一つの任務」の中身と潜入の最終目的
まだ描かれていない劉明軒と張競士の素性・現在どうしているか
まだ描かれていない14話でジャミーンが野崎に見せた反応の意味
まだ描かれていない新庄の本当の行き先(生存説の答え)
まだ描かれていないシンシーがテントの孤児院を気にしていた理由
まだ描かれていないシンシーが監視網を広げる最終目的
質問

野崎さんが白だったのは分かりましたが、謎はまだ多いんですね…!

モネ

15話は「誰が」の答えが出た回で、「なぜ」は16話以降に持ち越しです!

VIVANT15話を見て残った3つの引っかかり

VIVANT15話を見て残った3つの引っかかり

野崎が白だと分かったことで、逆に説明がつかなくなった場面もあります。放送後に話題になった引っかかりを3つ挙げておきます。

①ジャミーンはなぜ野崎にあの反応をしたのか

14話では、ジャミーンが野崎に対して普通ではない反応を見せる場面がありました。野崎が敵だという前提なら分かりやすい描写でしたが、味方だと判明した今は説明が必要になります。

野崎が抱えている危険や覚悟を感じ取った、という受け取り方もできますし、シンシーとの接触そのものに反応したとも考えられます。この点は15話では触れられていません。

②別班員5人は本当に無事なのか

潜入のためとはいえ、野崎は仲間5人を実際に拉致させています。14話では5人が痛めつけられた状態で拘束される様子が映っていました。

野崎が5人を「生かしたまま」売ったことには意図があったはずですが、5人の現在の状態と居場所は15話でも明かされていません。ここは16話以降の大きな焦点です。

③新庄の生存説はどうなったのか

14話で退場した新庄については、生存を疑わせる描写がいくつも残されていました。15話は野崎の真相に集中したため、新庄の件はまったく触れられていません。

触れられなかったこと自体が、まだ終わっていない話だというサインだと受け取ることもできます。

VIVANT15話のよくある質問

VIVANT15話のよくある質問

VIVANT15話で野崎は裏切っていたのですか?

裏切っていませんでした。公安部長の佐野が「野崎も私も、日本を裏切ったわけではない。現在、彼は潜入捜査の任に就いている」と明かし、野崎の行動はすべてシンシーへ入り込むための潜入捜査だったと判明しています。

野崎はなぜ別班員5人を売ったのですか?

シンシーの信用を得て内部へ入り込むためです。別班員の情報をシンシーへ流し、拉致のきっかけを自ら作ることで、潜入の足がかりにしていました。

「天網恢恢疎にして漏らさず」とはどういう意味ですか?

天の網は目が粗いように見えて、悪事を決して見逃さないという意味の言葉です。作中では野崎がチンギスに託した手書きの紙に書かれており、公安の中まで張り巡らされていたシンシーの監視網を示す手がかりになりました。

東条は何をしていたのですか?

野崎の指示で乃木たちをウラジオストクへ誘導し、空港の防犯カメラ映像を書き換えていました。過去の不正アクセスを握られて脅されており、別班員の拉致については知らなかったと話しています。口座には1億2600万円が振り込まれていました。

リュウ・ミンシュエンとは誰ですか?

野崎が5年前に北京の日本大使館へ駐在していたとき、野崎の下で動いていたエージェントの1人です(漢字表記は劉明軒)。もう1人は張競士(チョウ・ケイシ)。第15話は佐野がこの名前を口にしたところで幕を閉じており、詳しい素性はは描かれていません。

第15話と第2シーズン第5話は同じ回ですか?

同じ回です。第1シーズンが全10話だったため、第2シーズンの第5話が通算で第15話にあたります。放送日は2026年8月23日でした。

VIVANT15話の見逃し配信はどこで見られますか?

TVerで放送後の見逃し配信が行われているほか、U-NEXTで配信されています。配信状況は変わることがあるため、最新の情報は各サービスの公式ページで確認してください。

ゴルバド共和国とルモーは実在しますか?

どちらも作中の架空の国と町です。ゴルバド共和国はアゼルバイジャンの隣国という設定で、撮影はアゼルバイジャンなどで行われています。

第15話から見ても話は分かりますか?

15話は13話・14話の答え合わせにあたる回なので、その2話を知っているとつながりが分かりやすくなります。この記事の冒頭に、野崎の見え方が3話でどう変わったかをまとめた表を用意しているので、そこだけ押さえてから見るのもおすすめです。

VIVANT15話の解説まとめ|第16話は「5年前」から始まる

VIVANT15話の解説まとめ|第16話は「5年前」から始まる

VIVANT15話の内容を、最後にもう一度まとめます。

  • 野崎は裏切っておらず、シンシーへの潜入捜査だった(佐野部長が告白)
  • 東条は過去を握られて協力させられていた・口座の1億2600万円は50億円の工作資金の一部
  • 「天網恢恢疎にして漏らさず」の紙が、公安を覆うシンシーの監視網を示していた
  • 野崎の現在地は、外部と遮断された「世界一安全な町」ゴルバドのルモー
  • ラストで「リュウ・ミンシュエン」の名前が出て、動機は5年前の北京へつながった

3週間つづいた裏切り疑惑が反転し、物語は「野崎はなぜここまでするのか」という新しい問いに進みました。15話は答えが出た回であると同時に、問いが入れ替わった回でもあります。

残っている大きな謎は、野崎の「もう一つの任務」、拉致された別班員5人の安否、そして新庄の行方の3つです。どれも野崎の潜入と無関係ではなさそうで、5年前の北京がその全部をつなぐ鍵になる可能性があります。

第16話は2026年8月30日の放送予定で、予告どおりなら5年前の北京の出来事が描かれるはずです。新しい事実が放送され次第、この記事も更新していきます。

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