「ステイゴールド それから。」の最新話を確かめようとすると、出てくる数字がそろわないことがあります。あるところでは17話が最新、あるところでは50話まで並んでいて、単行本は4巻まで。どれが本当の最新話なのか分からなくなります。
先に答えを書くと、この作品はすでに完結しています。最新話は「コウ&日高 編 最終話」で、その先はもうありません。数字がそろわないのは、読む場所によって1話の区切り方が違うからです。
この記事では、まず最新話がどれなのかを確定させたうえで、読む場所ごとに変わる話数の対応表、1巻から最終巻までのあらすじ、そして最終話の結末までを順番にまとめます。どこで読めるのか、無料で読める範囲がどこまでなのかも整理しました。
※この先は最終話の結末まで含みます。まだ読んでいない方はご注意ください。
- 「ステイゴールド それから。」の最新話がどれなのか(すでに完結しています)
- 読む場所によって全話数が50話・48話・63話・24話に割れる理由
- 単話の番号と雑誌の「その◯」を一発で変換できる対応表
- 単行本1巻〜4巻それぞれの収録範囲と発売日データ
- 1巻から3巻までのあらすじと、最終巻で明かされる結末
- 2026年8月27日時点で無料で読める範囲(サイト別の比較表つき)

単話の17話でずっと止まっているんですが、続きはもう出ないんでしょうか?

続きは出ています! 単話は24話まであって、そこで完結しているんです。
ステイゴールドそれからの最新話ネタバレ|結論は「最終話まで公開済み」

「STAYGOLD それから。」の最新話は「コウ&日高 編 最終話」です。2026年4月24日に発売された単行本4巻で完結しており、この先の新しい回はありません。
作者は秀良子(ひでよしこ)さん、掲載誌は祥伝社のonBLUE(オンブルー)です。前作「STAYGOLD」全6巻の続編にあたり、こちらは全4巻でまとまりました。
4巻の帯には「ついに最終巻!」とはっきり書かれています。電子書店の作品ページでも「完結」「全4巻完結」の表示に切り替わっています。
最新話は「コウ&日高 編 最終話」
連載の回は「コウ&日高 編 その1」「その2」……という数え方で進みました。その22まで来たあと、最後の回だけは数字ではなく「最終話」というタイトルが付いています。
つまり、コウと日高の物語は全部で23回。その前に読み切りの「駿人&優士 編」が置かれているので、雑誌に載った回は合計24回ということになります。
「その23」という回は存在しません。最終話を探すときに数字で追いかけると見つからないので、ここは覚えておくと迷わずに済みます。
「まだ続いている」と感じてしまう3つの理由
完結しているのに続きを探してしまう状況には、はっきりした理由があります。どれも読み手の勘違いではなく、実際に数字がそう見えていました。
| そう見える理由 | 実際のところ |
|---|---|
| 単話が長いあいだ17話までしかなかった | 単話18〜24の配信が始まったのは2026年4月17日。それまでは1年8か月ほど17話が最新表示だった |
| 2巻と3巻、3巻と4巻のあいだが空いた | 2巻が2023年6月、3巻が2024年8月、4巻が2026年4月。1年以上の間隔が2回ある |
| 読む場所ごとに全話数が違う | 50話・48話・63話・24話と表示が割れる。区切り方が違うだけで、中身は同じ |
特に大きいのが1つめです。単話をそろえていた方は、2024年8月から2026年4月まで17話で止まった画面を見続けていたことになります。
連載開始から完結までの流れ
1巻が出たのが2022年6月、完結したのが2026年4月。およそ3年10か月にわたって描かれた続編でした。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2022年6月24日 | 1巻発売。駿人&優士 編とコウ&日高 編 その1〜その5を収録 |
| 2023年6月23日 | 2巻発売。同じ日にFEEL webで第1話が無料公開される |
| 2024年8月23日 | 3巻発売。あわせて単話1〜17の配信が始まる |
| 2026年4月17日 | 単話18〜24の配信開始。ここで単話が「17まで」から「24まで」に変わる |
| 2026年4月24日 | 4巻発売。「ついに最終巻!」の帯とともに完結 |
2巻と3巻のあいだが1年2か月、3巻と4巻のあいだが1年8か月。この間隔の長さが、「もう続きは出ないのでは」という受け取られ方につながっていました。
第1話は祥伝社のマンガサイト「FEEL web」で2023年6月23日に無料公開されており、いまでも読めます。物語の入口だけなら、お金をかけずに確かめられます。
自分の画面で「最新かどうか」を確かめる方法
いま開いている画面が最新の状態かどうかは、次の3つのどれかで判断できます。どれか1つでも当てはまれば、最後まで配信されている状態です。
- 作品ページに「完結」または「全4巻完結」の表示がある
- 話の一覧のいちばん下が「コウ&日高 編 最終話」になっている
- 単話の一覧に(24)まで並んでいる
逆に、単話が(17)までしか出ていない場合は、そのアプリやサイトの表示が更新されていない可能性があります。ページを開き直すか、作品ページから一覧をもう一度読み込んでみてください。
なお、この作品には大人向けの描写が含まれます。読む場所によっては年齢確認や表示設定の切り替えが必要になることがあります。
ステイゴールドそれからは全何話?読む場所で数字が変わる

「STAYGOLD それから。」の全話数は、読む場所によって4通りに割れます。単話配信なら全24話、ピッコマなら全50話、ebookjapanなら全48話、めちゃコミックなら全63話。どれも同じ内容を、違う細かさで区切っているだけです。
この作品はもともと雑誌に載った回を、電子配信のときに分け直しています。分け方の細かさが会社ごとに違うので、合計の数字が合いません。
1回あたりのページ数が多い作品ほど、この分け直しは大きくなります。スマホで1回に読む量をそろえるための調整なので、話の内容そのものは変わりません。
最新話を数字で確かめようとすると、この食い違いにぶつかります。同じ作品で数え方が分かれる現象は珍しくなく、忘れられた野原でも漫画32話とノベル146話で数字が割れています。
読む場所別の全話数と無料範囲の早見表
実際の作品ページに表示されている数字です。確認日は2026年8月27日です。
| 読む場所 | 数え方の単位 | 全話数 | 無料で読める範囲 |
|---|---|---|---|
| 単行本(紙・電子) | 1冊=5〜7回分 | 全4巻 | 各巻の冒頭が試し読み |
| 単話配信(コミックシーモアほか) | 雑誌に載った1回=1話 | 全24話 | 無料立ち読みのみ |
| ピッコマ | 1回を2〜3分割 | 全50話 | 5話分が無料+25話分が「待てば¥0」 |
| ebookjapan | 1回を必ず2分割 | 全48話 | 1話目〜3話目が無料 |
| めちゃコミック | もっと細かく分割 | 全63話 | 3話無料+毎日無料で19話まで |
いちばん無料で進めるのはピッコマです。5話分が最初から無料で、そこに「待てば¥0」の25話分が加わるので、全50話のうち半分以上に手が届きます。
物語をひととおり追いたいなら、単行本4冊のほうが結局は早く読み終わります。細かく分かれた形だと、1回分を読むのに2回か3回タップすることになるからです。
ピッコマだけ50話になる理由
ebookjapanは全部の回をきっちり2つに割っているので、24回×2=48話になります。ピッコマも基本は2分割なのですが、2か所だけ3分割されている回があります。
3つに分かれているのは「その13」と「その16」です。この2回だけ(1)(2)(3)と並ぶので、48話ではなく50話になります。
ページ数が多かった回が細かく割られた形です。中身が増えているわけではないので、読み比べても差はありません。
単話の番号と雑誌の「その◯」の対応表
いちばんつまずきやすいのが、単話の番号と「その◯」が1つずれていることです。単話の1話目が読み切りの「駿人&優士 編」なので、そのぶん後ろへずれます。
| 単話の番号 | 雑誌に載った回 | 収録されている単行本 |
|---|---|---|
| 単話(1) | 駿人&優士 編 | 1巻 |
| 単話(2)〜(6) | コウ&日高 編 その1〜その5 | 1巻 |
| 単話(7)〜(12) | コウ&日高 編 その6〜その11 | 2巻 |
| 単話(13)〜(17) | コウ&日高 編 その12〜その16 | 3巻 |
| 単話(18)〜(23) | コウ&日高 編 その17〜その22 | 4巻 |
| 単話(24) | コウ&日高 編 最終話 | 4巻 |
覚え方はかんたんで、単話の番号から1を引くと「その◯」になります。単話(17)なら「その16」、単話(18)なら「その17」です。
ただし単話(24)だけは例外で、「その23」ではなく「最終話」という名前が付いています。この1つだけ引き算が通用しません。
全24回とピッコマの話数の完全対応表
ピッコマの番号まで含めた全24回分の対応です。「いま読んでいるのが何話目にあたるのか」を確かめたいときは、ここから探せます。
| 雑誌に載った回 | 単話 | ピッコマ | 巻 |
|---|---|---|---|
| 駿人&優士 編 | (1) | 1〜2話 | 1巻 |
| コウ&日高 編 その1 | (2) | 3〜4話 | 1巻 |
| その2 | (3) | 5〜6話 | 1巻 |
| その3 | (4) | 7〜8話 | 1巻 |
| その4 | (5) | 9〜10話 | 1巻 |
| その5 | (6) | 11〜12話 | 1巻 |
| その6 | (7) | 13〜14話 | 2巻 |
| その7 | (8) | 15〜16話 | 2巻 |
| その8 | (9) | 17〜18話 | 2巻 |
| その9 | (10) | 19〜20話 | 2巻 |
| その10 | (11) | 21〜22話 | 2巻 |
| その11 | (12) | 23〜24話 | 2巻 |
| その12 | (13) | 25〜26話 | 3巻 |
| その13 | (14) | 27〜29話(3分割) | 3巻 |
| その14 | (15) | 30〜31話 | 3巻 |
| その15 | (16) | 32〜33話 | 3巻 |
| その16 | (17) | 34〜36話(3分割) | 3巻 |
| その17 | (18) | 37〜38話 | 4巻 |
| その18 | (19) | 39〜40話 | 4巻 |
| その19 | (20) | 41〜42話 | 4巻 |
| その20 | (21) | 43〜44話 | 4巻 |
| その21 | (22) | 45〜46話 | 4巻 |
| その22 | (23) | 47〜48話 | 4巻 |
| 最終話 | (24) | 49〜50話 | 4巻 |
ピッコマで「無料で読めるのは25話まで」という表示が出ている場合、それは雑誌の回でいうと「その12」の途中までにあたります。単行本でいえば3巻の入口までです。
物語がいちばん動くのは3巻の後半から4巻にかけてなので、無料の範囲だけでは結末まで届きません。そこから先を読みたい場合は、単行本の3巻と4巻を買うのがいちばん少ない出費で済みます。
ステイゴールドそれからの単行本4巻|収録範囲と発売日データ

単行本は全4巻です。1巻に読み切りの「駿人&優士 編」と「その1〜その5」、2巻に「その6〜その11」、3巻に「その12〜その16」、4巻に「その17〜最終話」が入っています。
巻ごとの入り方に決まったパターンはありません。1巻と2巻が6回分ずつ、3巻が5回分、4巻が7回分と、少しずつ違います。
巻ごとの発売日とページ数
発売日を並べると、3巻から4巻までが1年8か月と、いちばん長く空いたことが分かります。
| 巻 | 発売日 | 収録されている回 | ISBN |
|---|---|---|---|
| 1巻 | 2022年6月24日 | 駿人&優士 編+その1〜その5 | 4396785453 |
| 2巻 | 2023年6月23日 | その6〜その11 | 4396785690 |
| 3巻 | 2024年8月23日 | その12〜その16 | 4396785933 |
| 4巻(完結) | 2026年4月24日 | その17〜その22+最終話 | 9784396786212 |
最終巻の4巻はB6判で208ページ、価格は902円(税込)です。この書誌データはBOOK SHOP 小学館の商品ページで2026年8月27日に確認しました。
各巻に入っている描き下ろし
単行本には雑誌に載らなかったページが足されています。どの巻に何が入っているかは、公式の紹介文で確認できます。
- 1巻…前作の主役だった駿人と優士のその後を描いた30ページ超の読み切り
- 2巻…描き下ろし2ページ
- 3巻…描き下ろし2ページ、単行本カバー・カバー下イラスト収録
- 4巻…単行本カバー・カバー下イラスト収録、巻末に日高の側から描かれた描き下ろし
1巻の読み切りは30ページを超えるボリュームがあり、前作を読んできた方にとっては単独でも読む価値のある分量です。紙と電子のどちらにも応援書店ペーパーが収録されています。
ステイゴールドそれから1巻〜3巻のネタバレあらすじ

1巻は再会、2巻は吉田さんの登場と日高の選択、3巻は子猫の「とら」を通じた距離の縮まりと日高の「リセットしたい」という提案。この3冊で、二人が最終巻に向かう土台ができあがります。
1巻|再会と、間に入ってきた吉田さん
コウと日高は10年近い親友でした。大学4年の夏に二人は友達の線を越えますが、卒業と同時にコウが「ごめん」と告げ、日高の想いを受け取らないまま別れます。
連絡が取れないまま社会人になった二人が、あるとき偶然に再会します。コウはガラにもなく数日考え抜いた文章で日高に連絡を取り、ようやく会う約束を取りつけました。
ところが当日、「島で世話になった吉田さん」が現れます。日高がそちらを優先したことで、コウの中に説明のつかない違和感が生まれました。
コウとは何もかも違うタイプの吉田さん。大失恋を経た日高が何を考えているのかは、コウにも読者にも見えないまま1巻が終わります。
「お前が生きてんのか死んでんのかまったくわかんないのは、さみしい」。振ったはずのコウが日高に向けるこの言葉が、続編全体の出発点になっています。
1巻の冒頭に入っている「駿人&優士 編」
1巻の頭には、前作の主役だった駿人と優士のその後を描いた読み切りが30ページ超で入っています。コウと日高の話が始まる前に、この二人の大人になった日常が挟まる構成です。
内容は、駿人が「俺ばかり好き」といじけるような、穏やかな日々のやり取りです。前作を読み終えた方にとっては、その後を見届けるごほうびのような位置づけになっています。
配信サイトではこの読み切りが独立した回として並んでいます。ピッコマなら1〜2話、単話なら(1)がこれにあたるので、探すときの目印になります。
2巻|日高が選んだのは誰だったか
2巻のテーマは「振った側の巨大感情」です。吉田さんから告白された日高は、恋人と過ごす花火大会やクリスマス、誕生日といった当たり前の時間が自分にも来るのだろうかと考えます。
二人で過ごす時間が増えてきた頃、吉田さんから祖母の見舞いにと島へ誘われます。ところが同じタイミングで、コウからもイベントに来ないかと連絡が入りました。
日高が選んだのはどちらだったのか。そして、日高とのつながりを断てずにいたコウが出した答えが、この巻の山場になります。
「でも本当にお前のことが 好きだったよ」。振った側であるはずのコウの口から出てくる言葉が、2巻の空気を決めています。
3巻|子猫の「とら」と、日高の「リセットしたい」
3巻のキャッチコピーは「あの頃みたいで、あの頃とは違う距離。」です。コウが島まで会いに来たことで、日高は混乱します。
同じことは繰り返さない、もう間違えないと言い聞かせ、日高は「もうコウのことは好きじゃない」と伝えます。返ってきたのは「じゃあ 好きになってもらえるようがんばったらいいってこと? 違うか」という、真意の読めない言葉でした。
そんな中、日高が茶トラの子猫を拾います。日高の部屋はペット不可だったため、ペット可の物件に住むコウが引き取り手が見つかるまで預かることになりました。
仮に「とら」と名づけられた子猫を通して、二人はふたたび頻繁に顔を合わせるようになります。コウは子猫のかわいい仕草をスマホで撮っては、日高に送るようになりました。
日高のほうは引き取り手を探し続けます。ある日、飲みに行った店で知り合いに声をかけられ、スマホの子猫の画像を見た相手から「猫飼いたいんだよね」と言われました。
ところが、コウの家にえさを届けに行った日高は、「引き取り先は決まった?」と聞かれて「まだ」と答えてしまいます。引き取ってくれそうな人が見つかっていたのに、です。
その日、日高の目の前でコウは子猫を甲斐甲斐しく世話していました。子猫がすねれば「ごめん」となだめ、「猫って“子供”みたいだわー」と口にします。
この何気ない一言が日高に刺さります。帰り道で思い出したのは、吉田さんの祖母が言っていた「ひ孫の顔を見るまで死ねないんだから」という言葉でした。
自分は“普通”の人にはなれない側なのだ、という気持ちが日高の中に広がります。子猫を挟んだ穏やかな場面のすぐ裏で、日高だけが静かに傷つく回になっています。
夜中に子猫が吐いてしまい、コウが日高に連絡する場面もあります。駆けつけた日高に、コウが「泊っていく?」と声をかける回です。
コウの側は、日高が引く一線をはっきり感じ取っていました。よりを戻す可能性はもう永遠にないのだと、この時点では思い込んでいます。
そしてこの巻で、日高はコウが泣くところをはじめて見ます。出会って15年で一度もなかったことでした。
何の憂いもなかった頃を思い返しているうちに、コウの感情があふれてしまう場面です。振った側であるはずのコウが、失ったものの大きさに耐えられなくなっていきます。
コウの涙を見た日高は提案します。「リセットしたい」「5年前から今日までのこと 俺は忘れるから コウも忘れて やりなおそう」。こんがらがった関係を、いったん白紙に戻そうという申し出でした。
日高にしてみれば、自分の想いを封じてでもコウを泣かせたくなかった、という選択です。そのぶん、この提案はコウにとって救いにならず、静かに追いつめる形になります。
納得はしないまま、コウはそれを受け入れます。慎重に過去をなぞるような友達付き合いが復活したところで、日高の再就職が約300km離れた場所に決まり、3巻は終わります。

3巻のラストで距離ができるところまで来て、いよいよ最終巻です!
ステイゴールドそれから最終話のネタバレ|4巻の結末

最終巻でコウは、自分の中に芽生えた感情の正体が恋だったと気づきます。ずっと泣くのをこらえてきた日高が嬉し涙を見せ、二人は親友でありながら恋人でもある関係にたどり着いて完結します。
4巻の帯には「恋とは どんなものなのか」「芽生えた感情の正体は?」という言葉が並びます。この巻は、日高ではなくコウの側の物語です。
収録されているのは「その17」から「その22」までの6回と、最終話の合わせて7回。全4巻の中でいちばん回数が多く、その分だけ密度のある1冊になっています。
3巻までは日高の視点で語られる場面が多い作品でした。最終巻でその重心がコウ側へ移るところが、この巻のいちばん大きな変化です。
4巻で動くこと|新潟への引っ越しと、とらの行き先
3巻で決まった日高の再就職先は新潟でした。引っ越しが近づき、子猫のとらは日高が連れていくことになります。
5年前のことは忘れて友達に戻ろうと言われたコウは、何もなかったかのように気のおけない距離で日高と過ごしてみます。それでも胸につかえた気持ちは晴れないままでした。
とらという「二人をつなぐ理由」がなくなり、住む場所も離れる。関係を先延ばしにできる余地が、この巻でひとつずつ消えていきます。
日高がたどり着いた境地
コウは相変わらず女の子と遊んでいて、日高はコウの部屋でその相手と鉢合わせしてしまいます。成り行きで近所のファミレスに三人で入ることになっても、日高は不思議なくらい落ち着いていました。
そこで日高はこう考えます。この先本当に彼女とコウが付き合って、それが長く続いたとしても、コウにとっての「俺」の位置は永遠に揺るがないのかもしれない、と。
15年間コウを想い続けた末に、日高はもう嫉妬すらしない場所へたどり着いていました。恋がかなわなくても自分の居場所は消えない、という受け止め方です。
この落ち着きが、逆にコウの側を追いつめます。日高がもう自分を求めていないように見えたことが、コウの変化の引き金になりました。
コウが生まれてはじめて知った「その感情」
耐えきれなくなったコウは、日高にこう問いかけます。「日高って やっぱまだ 俺のこと好きじゃね?」。
返ってきた言葉を聞いた瞬間、コウは生まれてはじめて「その感情」を知ります。これまで向けられる好意に甘えるだけだった側が、はじめて失う怖さと、相手を求める気持ちの正体に触れる場面です。
前作から数えて、コウはずっと「恋が分からない人」として描かれてきました。その人物が最後の最後で恋を自覚するというのが、このシリーズの結び方になっています。
最終話の結末|親友であり、恋人でもある関係へ
感情の正体に気づいたコウは、小細工なしで日高に気持ちを伝えます。そこでようやく、日高がかけていた心の鍵が外れます。
これまで何度も泣いてきた日高が、最終巻ではじめて嬉し涙を見せます。ずれていた二人の景色が少しずつ重なっていくところが、この物語のいちばんの山場です。
二人は、親友でありながら恋人でもある関係にたどり着きます。ただし「恋人になりました」とはっきり言葉にして締めくくる終わり方ではありません。
タイトルの「それから。」がそのまま続いていくような、余白のある最後です。日高は新潟、コウは東京。距離はできますが、一緒にやりたいことがまだたくさんある、という空気で幕が下ります。
大失恋から始まった続編が、失恋の相手同士がそろって幸せになる形で終わる。前作の切ない終わり方を知っている方ほど、ここで受け取るものが大きい結末です。
巻末に入っている描き下ろし
4巻の巻末には、日高の側から描かれた描き下ろしが入っています。無口で無表情なのに頭の中だけがやかましい、というこの人物らしい描かれ方が久しぶりに戻ってきます。
さらにカバー下にはあとがき漫画が収録されています。アシスタントの方々が「STAYGOLDふたたび」「まだいけるでしょ」と続編を求め、作者がそれを断るというやり取りが描かれた、軽い読み味のおまけです。
ステイゴールドそれからの登場人物とシリーズを読む順番

主役はコウと日高の二人で、そこに吉田さんと子猫のとらが加わります。前作「STAYGOLD」全6巻の主役だった駿人と優士は、1巻の読み切りに登場します。
主な登場人物
| 名前 | 立ち位置 | 物語での役割 |
|---|---|---|
| コウ | 日高の10年来の親友。女性からよく好かれるタイプ | 一度は日高を振った側。最終巻ではじめて恋を自覚する |
| 日高 | コウを15年想い続けてきた側。無口で表情が変わりにくい | 再会後は「ただの友達」で線を引き、本心に鍵をかける |
| 吉田さん | 日高が傷心のときに訪れた島で世話になった年上の男性 | 日高に好意を寄せ、二人の関係に外から風を入れる |
| とら | 日高が拾った茶トラの子猫 | コウが預かることで、離れていた二人をつなぎ直す |
| 駿人・優士 | 前作「STAYGOLD」の主役カップル | 1巻の読み切りに登場。大人になったその後が描かれる |
登場人物のフルネームについては、はっきりした情報がありません。作品の公式紹介文はどれも「コウ」「日高」「吉田さん」という呼び方で通しています。
前作「STAYGOLD」との読む順番
おすすめは前作「STAYGOLD」全6巻を読んでから「それから。」全4巻へ進む順番です。コウと日高が別れるまでの経緯が、前作の中で描かれているからです。
時間がない場合は、前作の4巻と「それから。」の組み合わせでも話の筋は追えます。コウと日高のやり取りが集中しているのが前作の4巻だからです。
ただし「それから。」の1巻冒頭は駿人と優士の読み切りなので、そこを飛ばさずに味わいたいなら前作の1巻から順に読むのが確実です。前作を含めると全10巻になります。
前作「STAYGOLD」はどんな話なのか
前作の主役は、血のつながらない甥の駿人と、その叔父にあたる優士です。一途に想い続ける駿人と、それを受け止めきれない優士の関係を全6巻で描いた作品でした。
コウと日高は、その前作にも登場します。二人は中学の頃からの付き合いで、駿人たちの物語と並走する形で少しずつ関係が描かれていきました。
そして前作の4巻で、コウと日高のあいだに決定的なことが起きます。日高の10年越しの想いが「ごめん」の一言で終わる場面が、読者のあいだで長く語られてきました。
この結末があまりにも苦しかったからこそ、続編である「それから。」が「BL史に残る『失恋』のその先」というコピーで打ち出されています。前作の6巻の巻末で番外編シリーズの連載が告知され、それがこの作品につながりました。
前作には新装版も出ています。読み始める前にどの版を買うか迷ったら、収録内容と巻数を各ストアの商品ページで見比べてから選んでください。
掲載誌onBLUEと作者の他作品
掲載誌のonBLUE(オンブルー)は祥伝社が出しているBL誌で、紙と電子が同じ日に配信されます。単行本のレーベル名も「on BLUE COMICS」で統一されています。
作者の秀良子さんは、映画化された「宇田川町で待っててよ。」で知られる方です。ほかにも「リンゴに蜂蜜」「イケメン君とさえない君」「優男とサディスティック」「学園天国 それは恋です小泉くん」などがあります。
BL以外では、朝ごはんをめぐる旅エッセイ「おしゃべりは、朝ごはんのあとで。」や、落語をテーマにした短編集「年々彩々」も描いています。セリフの間の取り方が好きだと感じたなら、そちらも合うはずです。
ステイゴールドそれからはどこで読める?無料の範囲を比較

いちばん無料で先まで進めるのはピッコマで、5話分の無料と25話分の「待てば¥0」を合わせると全50話の半分以上に届きます。第1話だけなら祥伝社の公式サイトFEEL webで無料で読めます。
公式サイトで第1話を無料で読む
祥伝社のマンガサイト「FEEL web」に、第1話が無料で公開されています。公開日は2023年6月23日で、会員登録なしで読める形です。
絵柄や空気感が合うかどうかを確かめるなら、ここがいちばん手軽です。続きが気になったら、そのまま単行本や配信サイトへ移れます。
読み方別のおすすめ
- お金をかけずにできるだけ進めたい…ピッコマ(5話無料+25話分が待てば¥0)
- 毎日少しずつ読み進めたい…めちゃコミック(3話無料+毎日無料で19話まで)
- 一気に最後まで読みたい…単行本4巻(電子・紙とも全巻配信済み)
- 雑誌に載った区切りのまま読みたい…単話配信(全24話)
電子書店はこのほかにRenta!、BookLive、honto、DMMブックス、まんが王国、LINEマンガ、ブッコミなどでも配信されています。紙の単行本は書店とネット書店で購入できます。
単行本と単話、そろえると安いのはどっち?
同じ内容でも、買い方によって合計金額が変わります。コミックシーモアの通常価格で全部そろえた場合を計算しました。
| 買い方 | 1点あたりの価格 | 点数 | 合計(税込) |
|---|---|---|---|
| 単行本 | 1〜3巻は770円、4巻は825円 | 4冊 | 3,135円 |
| 単話 | 1話165円 | 24話 | 3,960円 |
差は825円で、ちょうど4巻1冊分にあたります。全部そろえるつもりなら、単行本のほうが1冊分おトクになる計算です。
一方で単話には、気になる回だけを1話から買えるという良さがあります。「その13の子猫の回だけ読み返したい」といった買い方なら、単話のほうが向いています。
電子書店は期間限定の値引きを行うことがあります。実際に買う前に、その時点の表示価格を各サイトで確かめてください。
なお、無料をうたって漫画を丸ごと載せている非公式サイトは利用しないでください。作者や出版社に1円も入らないうえ、端末をリスクにさらすことになります。
ステイゴールドそれからの最新話に関するよくある質問

ステイゴールド それから。の最新話は何話ですか?
「コウ&日高 編 最終話」です。単話配信では24話目、ピッコマでは50話目、単行本では4巻の最後にあたります。この先の新しい回はありません。
ステイゴールド それから。は完結しましたか?
完結しています。2026年4月24日に発売された単行本4巻が最終巻で、帯にも「ついに最終巻!」と書かれています。電子書店の作品ページも「全4巻完結」の表示です。
単話が17話で止まっているのはなぜですか?
単話18〜24の配信が始まったのが2026年4月17日だからです。それより前は単話17が最新でした。いま作品ページを開き直すと、24話まで並んでいるはずです。
全部で何話ありますか?
読む場所で変わります。雑誌に載った回で数えると24回、単話配信も全24話、ピッコマは全50話、ebookjapanは全48話、めちゃコミックは全63話、単行本は全4巻です。中身はどれも同じです。
5巻は出ますか?
4巻で完結しているため、続きの巻は予定されていません。4巻のカバー下では、続編を求める声に対して作者が「やだ」と返すやり取りが漫画で描かれています。前作の6巻でも巻末に続編の告知が入った経緯があるので、今後の発表を待つ形になります。
前作の「STAYGOLD」を読んでいなくても分かりますか?
筋は追えますが、前作を読んでいたほうが何倍も刺さります。コウと日高が別れるまでの経緯は前作で描かれており、特に4巻がその中心です。時間があれば前作の全6巻から読むのがおすすめです。
子猫の「とら」は最後どうなりますか?
日高が引き取って新潟へ連れていく流れになります。最終巻でも二人のあいだにいて、最後まで関係をつなぐ役割を持ち続けます。もともとは引き取り手が見つかるまでの一時預かりだったので、そのまま二人の生活に居着いた形です。
アニメ化や実写化はされていますか?
は、アニメ化も実写化もされていません。前作の「STAYGOLD」はドラマCDになっています。
ピッコマの「待てば¥0」はどこまで読めますか?
25話分が対象なので、最初の5話分と合わせて全50話のうち半分以上まで進めます。雑誌の回でいうと「その12」の途中まで、単行本でいうと3巻の入口までにあたります。結末までは届きません。
単行本と単話では中身が違いますか?
雑誌に載った本編は同じです。違うのは描き下ろしで、単行本には各巻に2ページ前後の描き下ろしとカバー下イラスト、4巻には巻末の描き下ろしが入ります。応援書店ペーパーも紙・電子の両方に収録されています。
吉田さんは最後どうなりますか?
出番の中心は1巻と2巻で、3巻に入るとほとんど登場しなくなります。日高の心が動く場面を作る役割を果たしたあと、静かに物語の外へ出ていく描かれ方です。
駿人と優士の話はどこに入っていますか?
1巻の冒頭です。30ページを超える読み切りとして収録されています。配信サイトでは独立した回として並んでいて、ピッコマなら1〜2話、単話なら(1)がこれにあたります。
まとめ|ステイゴールドそれからの最新話は最終話まで公開済み
「STAYGOLD それから。」の最新話は「コウ&日高 編 最終話」で、2026年4月24日発売の4巻ですでに完結しています。単話が17話で止まって見えていた期間があったため、続きを探してしまう状況が生まれていました。
数字が合わないときは、読んでいる場所を確かめるのがいちばん早い方法です。単話の番号から1を引けば雑誌の「その◯」になり、ピッコマの50話は1回を2〜3分割した数字だと分かります。
結末は、コウが生まれてはじめて恋を自覚し、日高の心の鍵が外れる形です。大失恋から始まった続編が、二人そろって前を向くところで幕を閉じます。
まだ読んでいない方は、第1話がFEEL webで無料公開されているので、そこから入るのがいちばん手軽です。続きを一気に読みたいなら単行本4巻、少しずつ無料で進めたいならピッコマやめちゃコミックが向いています。
前作「STAYGOLD」の全6巻を先に読んでおくと、最終巻で受け取るものが何倍にもなります。時間が取れるなら、前作の1巻から順に読むのがおすすめです。
同じように配信サイトごとに話数が割れる作品として、アンサーの最新話ネタバレでも雑誌37話・単行本12巻・めちゃコミ144話という食い違いを整理しています。

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